自然の陽光・明るさを表現するデザイン例【国立音楽大学附属図書館、東京都立川市】
2017.06.07
今回ご案内する事例は東京都立川市にある
学校法人 国立音楽大学附属図書館
株式会社松田平田設計による設計、清水建設株式会社での施工により2016年11月7日にリニューアルオープンしました。
2階にあるライブラリーホール壁面には、フリッカー「木漏れ日」が採用されています。
このライブラリーホールのコンセプトは「森の音楽堂」
グランドピアノが設置され、緑の多い多摩丘陵をイメージし、1階入口から2階ライブラリーホールへは、林の絵が描かれた白壁の吹き抜けで繋がっています。
木の伸び上がる壁面と枝を広げ生い茂る緑の葉たちを表現した天井画で構成された吹き抜けの横にあるライブラリーホール。そこに陽光が差し込み、葉の隙間から木漏れ日が降り注ぐイメージにフリッカー「木漏れ日」がマッチした事が今回のEMO採用理由と、この意匠塗装を制作した株式会社エーアンドエムは語ります。
フリッカー「木漏れ日」で描かれた壁面は天井の照明でライトアップされ、その光が当たることで、陽光が程よく差し込む明るい林の中のイメージがさらに深く醸し出されています。
絵を描くだけでなく、自然の持つ明るさまでも、そこに表現できる塗料「EMO」
EMOを生み出した私達もその魅力を更に探究し皆様にお伝えできればと思います。
学校法人 国立音楽大学 附属図書館
東京都立川市柏町5-5-1
http://www.lib.kunitachi.ac.jp/